3.日本の自宅のテレビを海外で受信する方法

3. 日本の自宅のテレビを海外で受信する方法

ある程度の番組がインターネット経由で視聴できることがわかりましたが、そうは言ってもすべてのテレビ番組を見れるというわけではありません。インターネット放送ではまだまだ限られたコンテンツに過ぎませんので、最後に日本と全く同じように視聴ができる究極の方法をご紹介いたします。
基本的に日本の自宅で視聴できる放送は、地上波、BS、CS(こちらは有料)の3波です。これらは自宅のアンテナ線からしか受信できないシグナルです。これらを視聴するには、必ず3波を受信できる場所(日本の自宅)が必要になります。設置できる場所があるようであれば、海外のテレビまでシグナルを転送することができます。

3-1. 地上波、BS、CSを海外のテレビで受信するシステム

これまで1のサービスは、現地ケーブル会社からのセットトップボックスでの受信、2のサービスは、インターネットテレビ局からん受信ということでご紹介してきましたが、3番目では、自宅のアンテナからの受信についてご紹介します。
ケーブル会社を使えばセットトップボックスがついてくるように、日本の自宅のテレビシグナルを海外のテレビで受信するには、ChromeCast等のスティック機器という機器が必要となります。メディパソを取り付けたテレビでは、
直接自宅の地上波、BS、CS、オンディイマンドが受信できます。

3-2. 仕組み

海外のテレビで日本のテレビを受信する?何か不思議な気がしますが、仕組みはとっても簡単です。
テレビアンテナには、テレビやレコーダーがが理解できるシグナルが流れています。
インターネットには、コンピュータが理解できるシグナルが流れています。
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テレビシグナルとインターネットシグナルは全く互換性がありませんのでそれを互換性のあるものにする処理を行うのが、ネット型映像送信機器です。しかもただの処理ではありません。日本と同じ画質で視聴できるような処理です。
テレパソは、日本でお使いのレコーダーに取り付けることでインターネットが理解出来るシグナルに変換しインターネットで海外まで地上波、BS、CSを転送することができるようになります。
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それをテレビで直接受信するのが、ChromeCast等のスティック機器です。ChromeCast等のスティック機器を取り付けたテレビでは、日本のテレビ放送が日本と同じように流れてくるようになります。
つまり、
アンテナ線=>ネット型映像送信機器で変換=>インターネット=>ChromeCast等のスティック機器で受信=>海外のテレビ
ということができるようになったのです。今までPCやスマホでの視聴はできましたが、テレビだけで受信ができる画期的なシステムです。

3-3. 視聴できる番組

地上波
BS
CS(ご契約の場合)
オンディマンド
リアルタイム視聴
録画済み視聴
録画予約
番組表
転送機能(SDカードに保存もできます)
ダウンロード機能
外付けハードドライブがあれば個人動画、写真

3-4. 受信できる機器

ネット型映像送信機器が日本に設置されていれば、PC(マック、ウィンドウズ)、スマホ、ChromeCast他様々な機器で受信ができます。メディパソを海外のテレビにさせば、海外のテレビだけで受信ができるようになります。

3-4-1. 海外のテレビ

メディパソを取り付けた海外のテレビであれば、どのテレビでもまるで日本の自宅のテレビのように日本のテレビが普通に映るようになります。ネット型映像送信機器ではiPad, iPhoneをお持ちであれば、iPad, iPhoneが手元のリモコンになり海外から日本のテレビを超簡単に操作することができるようになります。 

3-4-3. PC(ウィンドウズ、マック)

PCでのアクセスはとても簡単です。インターネットブラウザからテレパソにアクセスをすることで、PCでのフル操作が可能です。

3-4-4. スマホ (iOS、Android機器)

ライブ視聴も録画予約も録画視聴もとても簡単にご利用いただけます。手のひらだけで自宅のテレビにアクセスできる喜びはこの上ありません。もちろん番組をダウンロードして保存すれば、接続料もかからず海外でも安心してご利用いただけます。
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